統合失調症

統合失調症とは、神経伝達物質であるドーパミンが脳内での過剰となることが原因と推定されている病気です。

治療

過剰なドーパミンを押さえる薬物療法が主体となります。

以前は予後の悪い病気の代表のように言われていましたが、最近は良い薬が出来ており病気の無い方と同じように社会生活を送れる方も多くなっています。

しかし、長期間ドーパミンが過剰な状態が続くと脳に不可逆的な変化が起き、治療しても完全な改善は期待できません。このため早期発見・早期治療が非常に重要になります。

また、こころの病気は自分では気づきにくいものが多いのですが、その中でも統合失調症は自覚することが非常に難しい病気です。統合失調症の治療にはご家族の協力が不可欠です。

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