カウンセリング・精神科訪問看護

カウンセリング

こころの内面を深く洞察し、不安や葛藤を引き起こしていると考えられる要因を治療者と一緒に探りながら、定めた目標に向かって治療をしていく方法を心理療法といいます。心理療法として最も伝統があるのは精神分析ですが、これは週に2回以上の寝椅子による面接を必要とするために多くの時間と費用がかかります。これを現代人に合うように、より簡便にした方法として精神分析的心理療法があり、これは週1回~隔週に1回程度の対面式の面接で行われ、精神科の外来でよく用いられている方法です。
 
心理療法は他に、精神分析の考え方から派生して考え方の修正に的を絞った認知療法、行動を変えることに的を絞った行動療法、様々な心理療法のエッセンスを統合した統合的心理療法、そして言葉による表現が難しい方やお子さんには、絵画や箱庭を使った芸術療法またはプレイセラピーなどもあります。
 
一方、良く耳にするカウンセリングというのは、心理療法よりも現実的で身近なことを話し合いながら、不安を受け止め和らげるような方法を指します。支持療法とも言われ、医師の診察でも行われている方法です。(*病院や相談機関によっては心理療法とカウンセリングを区別していないこともあります)
 
臨床心理士が患者さんのご希望を伺いながら、そして患者さんの性格や症状の特徴など全体のバランスを見て、様々な心理療法やカウンセリングの技法の中から最も患者さんに適した方法を選択していきます。その過程で、心理検査を行ってより詳細に患者さんの特徴を把握する必要があれば、臨床心理士から患者さんにご提案することがあります。
 
なお、心理療法を担当する臨床心理士は心の専門家ですが、相性や状況によってなかなか効果が感じられないということもあります。もしも数回話してみてうまくいかないような感じがしたり、違和感などをお持ちになったりした場合には、どうぞご遠慮なく担当の臨床心理士に直接お申し出になってみてください。患者さんがお持ちになった違和感について専門的な見地から検討し、その結果をお伝えします。さらに必要があれば他の心理療法のやり方の提案や他機関への紹介など、色々な選択肢についてご相談していくこともできます。
 
こころが感じているつらさを少しでも緩和していくために、現実世界に一呼吸おいて、自分自身を深く探索し整理していく作業に取り組んでみませんか。

費用

3000円/30分 or 5000円/50分(自費)

精神科訪問看護

病院を退院された後、あるいは外来通院されている方が安心して治療を継続しながら快適な生活を送ることが出来るよう看護師・精神保健福祉士等の専門職がご利用者様やご家族様の了解を得て、ご自宅に伺い日常生活への支援等を行う制度です。
生活や療養を困難にしてしまっている事や、日常生活のなかで起こる様々な問題を共に考え、通院治療を続けていくことができるよう必要な支援を行っていきます。

  • 食生活・金銭管理・掃除等、身の回りのことが十分にできなくなっている方に対しての支援・相談。
  • 血圧・体温・脈拍などの状態観察や療養指導、服薬管理の支援。
  • 外来通院しながら家庭生活維持のための支援。
  • ご家族様の相談。

上記の他、ご利用者様やご家族様の意向を伺い行っていきます。

利用するには

医師の指示のもとで提供されるサービスです。
指示後、スタッフとご利用目的・内容・回数について話し合い開始されます。

利用料について

外来診療同様、各種健康保険が適用となり、生活保護や自立支援法も適用となります。内容によっては追加負担いただく場合もあります。
また、交通費は実費負担となります。

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